B1リーグ2024-2025 第35節 GAME1 宇都宮ブレックスvs群馬クレインサンダーズ

宇都宮ブレックス 61-77 群馬クレインサンダーズ(2025.04.26 sat)ブレックスアリーナ宇都宮







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2024-2025シーズン、ブレアリ最終戦。
相手は今シーズン、レギュラーシーズンでは辛うじて2勝はしているものの超接戦となってて、天皇杯では歴史的屈辱な敗戦を喫した群馬が相手。

しかも、ワイルドカードでのCSインを狙っているため死に物狂いでくるでしょう。
ブレックスも2位以内を確定させ、SF進出時もホーム開催できる権利がまだ手に入れてないのでそのためにも勝ちたいところ。

群馬はなんとなく、ブレックス相手だと辻さんが躍動しすぎちゃうくらい活躍するイメージがあるんですよね。

その嫌な予感が的中した試合になりました。


試合の入りからおかしい。

3は軒並み入らないし、2点のショットも落ちまくる。
一方の群馬はそこを搔い潜ってスコアを決めまくる。その中で辻が躍動し、3もポンポン決めていく。
第1Q終わって10-21。
モチベーションの差もあるのかもしれないけどやられすぎです。

それでも第2Qにブレックスも反撃をはじめ、前半ラストのブザービーターで高島くんが残り3秒からのリスタートでのタフショット3を決めて、2点差まで縮めることに成功!


でも、第3Qになるとそれが台無しに。


せっかく、2点差まで詰めたものの第1Q並みにブレックスが落としまくる一方で、辻をはじめ、群馬の選手は落とさずきっちり決めていく。
第3Qだけを見ると13-30と突き放され。
トータル19点差で最終Qに入るもなかなかブレックスはギアが上がらないまま時が経ち。

残り1分弱でガベージタイムの若手が出場したところで、実質終了。

61-77で16点差の敗戦となったブレックス。

群馬の集中力が高く、ディフェンスの強度も高かった印象がある。
その一方で、ブレックスはどこか緩かった。

MVP級の活躍をした辻は3ポイント6/9でその数値は66%を超えた。辻が素晴らしかったのは間違いないが、それにしても群馬のシュートに対して、ブレックスが無策すぎた。
最初の数本ならわかるが、あれほど当たってる相手に対し楽に打たせて決められて。

「ディフェンスのブレックス」らしくない守備の試合だったなと。
お株を取るかのように群馬は精錬された守備が光っていたと思いました。


全体1位、2位、3位を三遠、琉球と争ってるブレックス。
琉球のみ勝ち、ブレックス1位、三遠2位、琉球3位は変わらず。

1位で進むと千葉ジェッツxアルバルク東京との勝者と当たる山になる可能性が高い。2位なら逆の山になるが、現在1位のブレックスが2位に山になるということは群馬に翌日のGAME2も負けて、連敗を意味する。
そうするとQFでは群馬と当たる。

そのへんの皮算用が頭にあったせいか、意外とこの日の敗戦はそれほど堪えてはなかった。

とはいえ、当たり前だがここはホーム「ブレアリ」。
そんな皮算用はそっちのけで大勢のホーム客の前で勝たなきゃならないところ。

これはこれで屈辱として覚えておかねばならない・・・が、もしかしたらチーム全体としてもどこにトーナメントの山が入ったらいいかとか色々考えちゃってたのかな・・・。それがプレーの質に表れちゃったのかな・・・。

最悪、怪我さえしなければCSまでの試合はいいとは思ってることには間違いないが、同じ相手に負けが込むと負け癖がついてしまう。
これはよろしくない。

となると、皮算用はとりあえず止めて。GAME2は全力でいってほしいところですね。




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