2022.11月劇場鑑賞分映画感想映画

①『キャメラを止めるな!』、②『余命10年』、③『すずめの戸締まり』、④『ある男』、⑤『母性』





今月は5本。
映画館は3本見に行くことができました。

そして、60本は辛うじて乗せることができましたね。







(56)『キャメラを止めるな!』(2022年7月15日公開)
11/9 Amazon プライムビデオ にて鑑賞
★★★★★★☆☆☆☆ ☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆(6)
・・・劇中劇が手抜き過ぎて酷かった。日本版の方は素人に毛が生えた程度の人たちがそれなりに工夫して頑張っていたけど、フランス版はそうではなかった。





(57)『余命10年』(2022年3月4日公開)
11/10 Amazon プライムビデオ にて鑑賞
★★★★★★★★★★ ☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆(10)
・・・実話なのだからツッコミ入れるのは間違ってるとは思うが10年は意外と長い。
そんなに期間も長いのだから病気の事を周囲の人間に伏せるのもわかるが映画を観ている客は当然「知っている」立場なので
無茶しているのを感じ取れるとちょっとむず痒い気持ちにもなる。





(58)『すずめの戸締まり』(2022年11月11日公開)
11/11 イオンシネマ市川妙典 にて鑑賞
★★★★★★★★★★ ★★★★★★★★★★(20)
・・・これは賛否が別れるかもしれない。というのも明言しないがこの映画ではある誰もが連想しやすい「災害」がクライマックスに出てくる。
新海誠監督の有名作品といえば『君の名は。』だけど、あれもいい映画だけど(個人的には70点/100をつけたので)いまいちスッと入ってこないのが彗星衝突という超レアな出来事を用いてるだけに・・・この世の中であのような彗星の衝突で消えた都市があったこともあるのかもしれないけど、あったとしても大変稀な出来事であるはず。
その点、この映画で用いられる災害は日本人であれば忘れることが出来ないほどの悲劇で当事者じゃなくても周りの人であの災害を体験している人もいるかもしれないし、感覚としてはその悲しみ・痛みは『君の名は。』に比べると現実味がある。その分伝わりやすい。
安易に用いるなとかいう声もあるけれど、それでいいと思う。
また、戸締まりをする時にはそこに在った光景を思い浮かべて締めるというところが重要で、残された者はどうしてもそうなってしまう。
事件、戦争、災害。色々な不幸なことは世の中あるけれど、想いを馳せることって大切なんじゃないかなってことに気が付かされる作品だったと思いますね。





(59)『ある男』(2022年11月18日公開)
11/20 イオンシネマ市川妙典 にて鑑賞
★★★★★★★★★★ ★★★★☆☆☆☆☆☆(14)
・・・安藤サクラ、窪田正孝の話で進むと思ったら、途中で出てくる妻夫木聡演じる帰化済の在日弁護士が主人公とわかる流れは凄く好き。
2つの話をそこで繋げて切り替える手法は良い。
ただ、その彼の設定が在日ということで「差別」を受けて来たことが前提になっていて、その上で進むのでネタバレはしないけれどもこの作品の軸が何気に「差別」があるんだなってのは早々に気が付く。ちなみに安藤・窪田のエピソードでは「人種差別」は無いが、「差別」というところでリンクするのはわかるので、じゃあなんの「差別」なんだろうってところなんだけどもね。
ただ、その割にはどう「差別」を受けて来たかって描写が少ない。観客に賛否を必要以上に煽りたくなかったのかもしれないけれど、伝えたいものがあるならストレートに伝えるべきなのかなとは思う。悪くはないけど、いい作品であるのに少しもったいない。






(60)『母性』(2022年11月23日公開)
11/23 イオンシネマ市川妙典 にて鑑賞
★★★★★☆☆☆☆☆ ☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆(5)
・・・湊かなえさんの原作小説の映画化。残念ながら小説を読む習慣がないので、どうしても映画化作品からしか彼女の作品を知り得ないところがあるのですが、その彼女の原作映画では『告白』とか『白ゆき姫殺人事件』とかどうしてもミステリーでどこかネジ一本外れてるかもという作品が多いし、予告も娘と母の視点で食い違うなんとかという感じの売り方だったので期待していた。
けれど、期待外れでした。。。
てっきり、娘を殺める一歩手前まで(映画の中で母が娘を抱きしめる場面があり、同じ場面の娘視点では首を絞められてるってところもありましたけれども、どちらかはイメージ画なので考慮せず)とか、憎い義母を毒殺しようとしたりするとか、そんな家から離れたいので夫とは豪快に離婚する!とか。
そういうのがあると思ったけど、劇中は全くなし。
義母のいびりとかはあるものの、いたってふつううううううううううううううううのお話。
映画化されてきた湊さんの映画化作品を思うと、平凡でほとんど波も立たなくて退屈してしまうかもしれないです。

公開日初日、初回で観て来たので、なんか残念でしたね。




この記事へのコメント

ぱたた
2022年12月06日 09:57
こちら11月はわずか1本の鑑賞でした。

「すずめの戸締まり」…子供と鑑賞。来春進学が決まったのですが、
親元を初めて離れる為、本編の内容(近しい家族の旅立ち)も若干
重なって、後半感涙が止まりませんでした。
新海作品はもう20年のお付合いですが、映像表現の技術向上と
演出は一作ごと向上している気がします。本作のテーマは被災地の
隣県在住者として考えさせられる点もありますが、人に対する
思いを突き詰めた作品であったと思います。

12月は予定は1本の劇場鑑賞になりそうです。
恐らく上記理由で慌ただしくなる為、来春まで少ない本数かも…?
かつを
2022年12月07日 09:48
「すずめの戸締まり」良かったですよね。
君なわなどと比べられるせいか、ダメ出し感想もよく聞かれるけど個人的には新海監督の中では2番目に好きです(一番は「秒速~」です)。
本文中にも書きましたけど、リアルでの災害を引用しているだけにどうしても観客もリアルの想いにその映画を当てはめて見れるので、伝わりやすいと思うんですよね。言い方悪いと卑怯な用い方かもしれないけれど、でも、ストレートには伝わるんです。これで。
彗星?隕石?が落ちて時間軸が変わってという話は悪くはないけど、自分の中で落とし込めないですからね・・・。

これを鑑賞した時は今年のベスト1かな?と思ったのですが、先日みた映画もベスト候補で・・・迷いながら恒例の今年のベスト5でも出してみたいと思います(笑)