2022.9月劇場鑑賞分映画感想映画
①『アイ・アム まきもと』、②『HiGH&LOW THE WORST X』、③『ビースト(2022年)』、④『ブレット・トレイン』、⑤『沈黙のぱパレード』、⑥『ヘルドッグス』、⑦『“それ”がいる森』
9月は7本。
全部、近所のイオン市川妙典での鑑賞です。
ほんとTOHO行かなくなってしまいました。
・1つはマイルをためてのフリーパスポート特典が無くなったので、昔は無理してでも(本当に無理してたと思う)通っていたTOHOに行く意味がなくなったこと。
・普通の人にしてみたら1ヶ月7本はそれでも多いと思いますが、個人的の趣味・嗜好で映画の比重が少なくなったこと。
(ちなみに令和元年~令和3年1月くらいまで無理してでもやってた御朱印巡りも今ではトーンダウン)
などが理由でしょうか。
私はよく趣味に無理しちゃいます。
映画、御朱印もそうですし、ライブなんかもそうですね。
今はずっと続いてるサッカーはメインで、他にバスケ観戦に無理しちゃってるかもしれませんw
でも、ライブも映画も御朱印も無理しない範囲で楽しめてるかなと。
それでいいんですよね、ほんと。無理しないで。
(46)『アイ・アム まきもと』(2022年9月30日公開)
9/1 イイノホール【完成披露試写会】 にて鑑賞
★★★★★★★☆☆☆ ☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆(7)
・・・当ブログにお越しいただいている、ぱたたさんの地元・山形でのオール(たぶん)ロケだったらしく、あまり悪く書きにくいところもありますが(苦笑)・・・でも、やっぱり正直に書くと良くなかったです。(すみません!!)
水田監督x阿部サダヲのコンビは4度目で、その4つを全て劇場で見たことになりますが、一番良くなかったと思います。
完成披露試写会なのでアンケートなども書いたのですが、その項目に「笑い」を確認する項目があったのですが、この映画では笑いはそんなに誘われる様なところは無かったかと思います。期待していただけにそこがメインのガッカリ点だったかもしれませんね。
どちらかというとドラマ色の方が強く色々と考えさせられることも多かったです。筋、内容は悪くはないんです。
ただ宇崎竜童に纏わるオチは読めそうだし、逆に突然すぎて読めないオチもありましたが・・・・・・ネタバレ回避のために書きませんが、ああいうのすっごく嫌いなんです。「突然」すぎるのはね。何でもありになっちゃうから。
その点ですね、良くなかったかなと思うのは。あと、牧本についての掘り下げも少ない。ああいうキャラになってるのは精神疾患からなのか、ただの性格的なものなのか、育った過去のことが原因なのか。
そこが気にならなければ楽しめる作品だと思います。
ちなみに生の阿部サダヲさんを見たのは2回目ですね。満島ひかりさんは『愛のむきだし』でハマり、それ以降好きな女優さんで。
そうした方々を生で拝見できたのはいい機会でした。
だったら、★上げてやれよと思われるかもしれませんが・・・すみません!(ちなみに試写会後のアンケートでも素直にダメと書きましたよ)
(47)『HiGH&LOW THE WORST X』(2022年9月9日公開)
9/9 イオンシネマ市川妙典 にて鑑賞【舞台挨拶中継回】
★★★★★★★★★☆ ☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆(09)
・・・レイトショーの『ビースト』のチケは買ってて。1度家に帰ってから出てきてもよかったけど、なんかめんどくさいし、飯食ってゲーセンで時間潰してもいいのだけれど、同じ時間潰しならハイローの新作でも見るかと。なんだかんだでシリーズ見てきてるしね。
林遣都が車のボンネット乗りでノリノリなシリーズとは一区切りつけて前作はあの志尊淳くんがヤンキーをやっててどうするんだろうと心配になったハイローxワーストのフュージョンした作品の続編になります。
別に舞台挨拶をどうしても見たかったんじゃなくて、スケジュール上ここしかなかったんで、そうなりました。だって、舞台挨拶した男の子たちの名前、誰一人知らんかったもん。
せめて神尾くんとか舞台挨拶出てくれれば知ってる人いたのに。(ちなみに神尾楓珠の名前がキャストにあれ、どれどれどいつ?と気にして見るも最後までわからず。後でネットで調べて把握。結局、モブキャラみたいな役でした。3,4年前の続編映画だから仕方ないが今ならもっといい役もらえるだろうにね。)
まあ、映画は可もなく不可もなし。普通の喧嘩ヤンキー映画でした。
(48)『ビースト(2022年)』(2022年9月9日公開)
9/9 イオンシネマ市川妙典 にて鑑賞
★★★★★★★★★★ ★★★☆☆☆☆☆☆☆(13)
・・・期待通り面白かった。ラストシーンは冒頭に伏線あったしね。納得。
(49)『ブレット・トレイン』(2022年9月1日公開)
9/12 イオンシネマ市川妙典 にて鑑賞
★★★★★★★★★★ ☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆(10)
・・・予告なども見てわかるように絶対に日本でロケはやらずに海外で作った「日本ってこんなもんだろ」っていう感じで御創りになられた作品。
だからツッコミは野暮。そこをそういうものだと理解すれば、まあまあバカ映画で楽しめるよ。
ちなみにIMAX上映もあったけど、わざわざIMAXで見るような作品じゃない。それは金の無駄。
(50)『沈黙のパレード』(2022年9月16日公開)
9/16 イオンシネマ市川妙典 にて鑑賞
★★★★★★★★★★ ★★☆☆☆☆☆☆☆☆(12)
・・・ガリレオシリーズの最新作が9年ぶりに見られる!ということは嬉しいし、楽しみでしたし、楽しみました!
が、物語の「粗」が見えるとどうも引っかかる。安易さだったりとかね。そこは上記の「アイアムまきもと」でも触れたけど。
この作品の「粗」「安易」さが見えるのは、殺された被害者(といっても加害者みたいな感じの被害者だけど)に近くで接してた人が別の事件のXXXXだったとかいうところとかですねー。
そこまで復讐の機会を待つために接してたっていうのであれば早くから手をかけることもできたわけだし、「協力」するまで何もしていないのもどうかと思うしなどなど・・・。
あとはどうでもいいことなのかもしれないけど、盛り上がり所で流れる「vs(曲名)」が6割方映画が進んだところで流れてその1回だけだという。
そう、つまり、その後でスカッとするような解明劇が見られないと言うのも残念。まあ話の流れ上、スカッとは難しいけど・・・。
(51)『ヘルドッグス』(2022年9月16日公開)
9/20 イオンシネマ市川妙典 にて鑑賞
★★★★★★★★★★ ★★☆☆☆☆☆☆☆☆(12)
・・・V6の岡田くんはファブルなどでもアクションやっていたので出来るのは知っていたし、それなりだったけど、坂口健太郎くんがサイコパス人間の役は正直、全然合ってなかったねえ。
変な人間でも主人公側についていたらせっかくの役作りも薄れてしまうよね。
(52)『“それ”がいる森』(2022年9月30日公開)
9/30 イオンシネマ市川妙典 にて鑑賞
★★★★★★★★★★ ☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆(10)
・・・あれだけ大きな事件になったのだから、「その後」をもっと教えてよ・・・。サッカーのシーンだけじゃなくてさ。
この記事へのコメント
「ブレット・トレイン」…妻と真田広之推しなので夫婦鑑賞。
トンデモ日本の描写も許せる展開でアクション含め◎でした。
こんな感じで日本の原作物が外国映画に繋がってほしいです!
「沈黙のパレード」…妻と全シリーズ観ており夫婦鑑賞。
私原作既読でネタバレ封印…。原作通りで安心して鑑賞です。
恐らく新作「透明な螺旋」の映像化も期待したいですね!
「ヘルドッグス」…親子で岡田准一推しなので家族鑑賞。
「沈黙…」後で出演が3人被り、役柄真逆なのも何か面白い。
岡田准一のアクションは更に極めて凄いです。次作も期待!
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「アイ・アム まきもと」※10月の鑑賞ですが記述します。
平日の朝回でしたが、ロケ地効果でほぼ満席でした!
滅多に映画観ない感じのご年配も多く上映回数も多めです!
鶴岡まちなかキネマ(現在工事中)で観た「おみおくりの作法」と
ほぼ同内容(少々変わり者、ミニマリスト、上司へ反抗の…の場面、
対象者の娘と少し良い雰囲気、突然の事故、ラストの大オチ等)。
ただまちキネで観たオリジナル版での大オチで私号泣…。
その為「…まきもと」はやや落ち着いて鑑賞できました。
終始もの哀しさがありますがハートフルな物語でもありました。
オリジナルの「おみおくりの作法」も是非観て下さいね。
しかし完成披露試写会アンケート、「笑い」を確認する項目って
何なのでしょうね…?切ない人間ドラマの内容ですけど…。
蛇足ですが建て替え前の旧イイノホールは昔伺った事ありますネ。
先の述べたロケ地ですが、牧本が横断歩道を渡る場面が
庄内藩校致道館から鶴岡市役所へ結ぶ横断歩道、
塔子と一緒に新緑の桜並木を歩く場面は鶴岡公園、
(因みに映画「花のあと」では北川景子、甲本雅裕が同場所
歩きました…オフ時間に北川景子が満開の桜を撮ってました)
この2ヵ所は毎日自転車通勤で横切っています。
ロケ地迄自転車数分で行けるなんて嬉しい限りです。
他、車のナンバーのきちんと庄内(劇中の庄内市は架空で
庄内地方は鶴岡市、酒田市、三川町、庄内町、遊佐町の地域)
牧本が勤める庄内市役所は酒田市役所がロケ地です。
書類の郵便・電話番号も鶴岡市の「997-…」「0235-…」と
あり、それも地元と同じだなと観てました。そこ迄するなら
「たそがれ清兵衛」や「武士の一分」みたいに台詞も庄内弁に
すれば良いのにと思った位です。ロケ地詳細はこちら迄↓。
『アイ・アムまきもと映画ロケ地撮影場所山形のどこ?…』
https://sweetyoshiko.com/maki-moto-roke/
すみません物凄く長文になりました…。
今後ともよろしくお願いいたします。
>何なのでしょうね…?切ない人間ドラマの内容ですけど…。
とにかく配給会社は「笑える映画」押しでしたね。というのも、阿部x水田監督が4度目で過去は「舞子ハーン」などのようにコメディ映画が多いためそのコンビの第四弾ってプッシュ・売り方だったんだと思います。
もっとも1~3作まではこの2人に+クドカンという日本有数のコメディドラマ脚本家がいたのですが、本作では脚本は別の方でした。
もっとも結果から言って、この内容でクドカンさんが脚本やって、もっとくだけた内容になってしまったらそれはそれで締まらないような気もするので別の方でよかったのかもしれませんね。